手放すと叶う

老後を楽しく過ごすために私が選んだ方法は手放す事でした

ユキちゃんのお墓へ

こんにちは。


暑い、アツイ、、、夏の午後。


昨日は、娘と二人、亡き母と父のお墓の掃除に行きました。



いつも、実家の墓がある、檀家になっているお寺に設置してある


水場のお水を使わせて頂き、お掃除しています。


何十年も毎年そうして掃除していましたが、お寺の方に声もかけず


そのまま使わせて頂いていた私。


昨日は、猛暑の中お寺の住職の奥様が外に出て仕事をしていました。






実家の父と母が亡くなり、お仏壇だけ残されていた実家。


今後の事を考えて数年前から、嫁ぎ先の家の片づけと同じく


実家の片づけもしていた私。


想像していた以上に片づけにお金がかかりましたが、何とか


最後まで片づけられて、一番最後に残ったのが二つの仏壇。





夫が亡くなった時、小さな仏壇を買って私の自宅にはすでに仏壇があり


残った嫁ぎ先の仏壇は、義妹さんに渡しました。


実家の仏壇は弟が管理しなくてはならないのですが


アパートの狭いスペースに入らずに、ここのお寺に置かせて頂いて


いました。お寺に置かせて頂いている話は聞かされていたのですが


何となく、心寂しく感じていました。



水場で掃除の水を桶に入れていた私にお寺の奥様が声をかけて


くれました。


ー弟さん、家を買われてお仏壇持っていかれましたよ。毎月毎月


 命日にお寺に来てくれてこちらも頭がさがりましたねー


弟とは、ずっと昔、父の事で喧嘩して以来お互いすれ違う事も多く


お仏壇の件も何となく腑に落ちていなかった私でしたが


奥様から聞かせて頂いた話で心があたたかく、軽くなっていきました。



昨日は、亡くなった母の誕生日。夏に生まれたのに、ユキという名前。


車に乗っていた娘に奥様からの話を聞かせると、笑いながら


ーユキちゃんが、心配していたお母さんに知らせてくれたんだねーと


言ってくれました。




何十年掃除に行っても、一度も会う事がなかった奥様に会って


とても、気分の良くなるお話しが聞けて最高に満足しました。



少し休んでから、今度は亡くなった夫の墓掃除に出かけました。


44歳で亡くなった夫の分まで、楽しんで生きようと思っている私。


ーまだまだ、こちらにいますので、ヨロシクー と墓前で宣言してから


車に戻りました。



いろいろな問題が出てきますが、不思議と必ず解決していきます。


生きていくとは、この繰り返しかも知れません。


この先も問題は必ず出てきます。


でも、問題ばかり考えてもしかたないと思えてきます。


時が過ぎて、振り返れば不思議と解決していきました。


これからのお金の事の心配が頭を過る事もあります。


そんな時は、ー大丈夫、必ず解決できるよー と自分に


言ってあげます。


心があたたかく、心が軽くなるように。


それでは。また。