手放すと叶う

老後を楽しく過ごすために私が選んだ方法は手放す事でした

収入を増やすより、小さく暮らす

こんにちは。


何年か前、老後の事を意識し始めた頃、仕事を週5日していました。


お金を増やさなくては、、と思い頑張っていました。


自由な時間が無くなり、家事を簡単にするために、簡単にできる夕食の


セットや、半加工品、、、カットしてある野菜などに、お金をかけていました。




収入は、今の倍以上ありましたが、ストレスが溜まり、心がついていけなく


なりました。


働けば、いろんな面で楽になれると考えていましたが、生活の質は落ち、体調は悪くなり


いつもイライラしていました。



仕事を減らせばいいのは、十分分かっていましたが、生活出来なくなるのではないのか


その不安で、仕事を半分手放せないまま、時間が過ぎていき、とうとうある時から


全く眠ることが出来なくなってしまいました。





娘は、臨床心理士の仕事をしています。


苦しんでいる私に、一緒に夜歩こうよと言ってくれました。


多分、相当気持ちが落ち込んでいる私を見かねたのかも知れません。


汗を流し、時にはお喋りしながら、夜数キロ歩きました。


歩いて、夜空を眺めて、汗と一緒にストレスも流し、少しずつ気持ちが


良くなっていきました。



気持ちが良くなってから、私の人生もう少し良くしたい、、、と考えられる


ようになり、やっと仕事を半分にする決心をしました。



仕事を半分にしたので、生活はとても苦しくなるはず、、、でしたが


仕事を半分にすると決めてから、生活を小さくする工夫をスタート


していましたので、本当に生活の質は前よりも格段よくなり、貯金も増えて


いきました。


仕事をバリバリしていた時は、勿論物も沢山買い、沢山捨てていました。


生活を小さくする時、決めた最終目標は、物を最後まで使い切る暮らし。



必要ない物を捨てていき、必要な物を最後まで使い切ると決めてしまうと


案外、色々な知恵が出てきました。


自分が絶対これが無くてはならない、、と思い込んでいた物も以外と


買わなくても代用できるものがあり、色々試してみる事が楽しくなりました。


お金に頼らずかしこく生きる 買わない習慣 (アスペクト文庫)
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アスペクト


今、お風呂場にあるのは、香りが嫌いで使わなくなったシャンプー。


これをスポンジにつけて、お風呂場の洗剤として使います。


拭き掃除に使うのは、お湯や水。


毎日、気分次第で、適当にフローリングの床を拭いています。



専用の〇〇、、でないとと思い込まなくても十分綺麗になります。


雑巾は、捨ててしまう服やタオル。


雑巾を縫う事はしていません。


捨てようと決めたら即、水かお湯を含ませて、その形のまま


ゴシゴシ床を拭いています。



窓も拭きません。内側を拭いてだけおいて、外側は直接ホースの


水をかけて、水で汚れを落としているだけです。


一階部分は、その方法が一番きれいになります。




節約は、考えません。そもそも買わないで、代用する生活を


していますので、特別不便な事はありません。



靴は手入れしながら、長く使用していますし、鞄も何年も使えます。



でも、、、、、、。


本当に、好きな物が出てきたら、その時は買おうと決めています。


なかなか出会えないから、出会えたならば、買おうと思います。


買いたいので、どうでもイイものは買いません。



不安で仕方なかった、少ないお金で生活する事を今はとても


楽しんでできるようになりました。




収入が少なくなったら、生活を小さくすればいいだけです。


それでは。また。