手放すと叶う

老後を楽しく過ごすために私が選んだ方法は手放す事でした

自分の軸をぶらさない生き方

私、自分をめげない人間だと思っているの


88歳になってはじめて公の場に姿を見せた岸恵子さん。米寿と言祝がれる88歳を迎えての決意を問われると「何歳になったからって、決意や目標はありません。私、自分をめげない人間だと思っているの。誰かに頼ったことがない。そんな生き方をしてきましたので、これからもそうするだけ」とキッパリ。(引用)





女優・作家・母として・・・岸 恵子




自分の軸がすぐにブレる、、、(笑)


昨日は「これだ、、」そう思えていたのに、日が変われば
やはり、もっと良い方法があるような気がして、またまた悩む。


自分の心の中にある、大きな木の幹の部分。
枝や葉の部分でなく、最も大切な所。


最近は、枝や葉の部分に気を取られてしまう自分がいて少し
気分が沈みがちになっていた私。


ー軸がブレブレだなー


そんな時は、あこがれの女優さん『岸恵子』を思い出します。
凛として立っている姿に、彼女のぶれない生き方を感じて気分が
上がります。


そして




【朗読練習】自分の感受性くらい【茨木のり子】


茨木のり子さんの詩「自分の感受性くらい」



【朗読】倚りかからず(作:茨木のり子)
茨木のり子さんの詩「倚りかからず」


自分の感受性くらい


ぱさぱさに乾いてゆく心を

ひとのせいにはするな

みずから水やりを怠っておいて


気難しくなってきたのを

友人のせいにはするな

しなやかさを失ったのはどちらなのか


苛立つのを

近親のせいにはするな

なにもかも下手だったのはわたくし


初心消えかかるのを

暮らしのせいにはするな

そもそもが ひよわな志しにすぎなかった


駄目なことの一切を

時代のせいにはするな

わずかに光る尊厳の放棄


自分の感受性くらい

自分で守れ

ばかものよ










倚りかからず


もはや

できあいの思想には倚りかかりたくない


もはや

できあいの宗教には倚りかかりたくない


もはや

できあいの学問には倚りかかりたくない


もはや

いかなる権威にも倚りかかりたくはない


ながく生きて

心底学んだのはそれぐらい


じぶんの耳目

じぶんの二本足のみで立っていて

なに不都合のことやある


倚りかかるとすれば


それは

椅子の背もたれだけ


この詩を何度も読んでいます。


もう一度、何かの 誰かのせいにせず、自分の二本の足でしっかりと
立ち上がろう、、、そんな気持ちにしてくれる詩です。


今日も外は雪景色。


気分を上げてから、除雪する為にこれから玄関から外へ、、、、(笑)


それでは。また。